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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
志川 節子(シガワ セツコ)
1971(昭和46)年、島根県生れ。早稲田大学第一文学部を卒業後、会社勤務を経て、2003(平成15)年「七転び」でオール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 志川 節子(シガワ セツコ)
1971(昭和46)年、島根県生れ。早稲田大学第一文学部を卒業後、会社勤務を経て、2003(平成15)年「七転び」でオール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
三十代のおえんは独り長屋で暮らしながら“縁結び”の仕事をしている。評判はよいがいささか難しい話も舞い込んで…。息子を一人で育てる女の縁をとりもつ「結び観音」。腕のいい魚売りがなぜか縁談に尻ごみする訳とは(「鯛の祝い」)。…(続く)
三十代のおえんは独り長屋で暮らしながら“縁結び”の仕事をしている。評判はよいがいささか難しい話も舞い込んで…。息子を一人で育てる女の縁をとりもつ「結び観音」。腕のいい魚売りがなぜか縁談に尻ごみする訳とは(「鯛の祝い」)。他、「神かけて」「夕明かり」「余寒」表題作の全六編。人の営みの陰影を“ご縁の糸”が浮かび上がらせ、照る日曇る日の心の機微をしみじみ描く時代小説。