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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
家島 彦一(ヤジマ ヒコイチ)
1939年東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。文学博士。専攻はイスラーム史、東西交渉史。2011年『インドの驚異譚』(平凡社東洋文庫)で日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 家島 彦一(ヤジマ ヒコイチ)
1939年東京生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。文学博士。専攻はイスラーム史、東西交渉史。2011年『インドの驚異譚』(平凡社東洋文庫)で日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
東はインド、東南アジア、中国、西はサハラ以南のアフリカまでまたがるイスラーム世界を生涯かけて旅してまわった人がいた。その長大な記録『大旅行記』の日本語完訳者が、イブン・バットゥータの旅の全容をたどり、そこから浮かびあがる、一四世紀の世界システムの姿を描き出す。移動・交通・交易の活気、多文化混淆の豊穣さ。波瀾万丈の旅からいきいきとした「近代以前」の世界が見える。
もくじ情報:序章 イスラームと旅・移動;第1章 拡大する一三・一四世紀のイスラーム世界;第2章 『大旅…(続く)
東はインド、東南アジア、中国、西はサハラ以南のアフリカまでまたがるイスラーム世界を生涯かけて旅してまわった人がいた。その長大な記録『大旅行記』の日本語完訳者が、イブン・バットゥータの旅の全容をたどり、そこから浮かびあがる、一四世紀の世界システムの姿を描き出す。移動・交通・交易の活気、多文化混淆の豊穣さ。波瀾万丈の旅からいきいきとした「近代以前」の世界が見える。
もくじ情報:序章 イスラームと旅・移動;第1章 拡大する一三・一四世紀のイスラーム世界;第2章 『大旅行記』という書物;第3章 イブン・バットゥータの旅(1)―タンジールからメッカまで;第4章 イブン・バットゥータの旅(2)―中東世界からキプチャク大草原へ;第5章 イブン・バットゥータの旅(3)―中央アジアとインド;第6章 イブン・バットゥータの旅(4)―東南アジアと中国;第7章 イブン・バットゥータの旅(5)―アンダルスとブラック・アフリカ;結び イブン・バットゥータの旅の虚像と実像