|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
薬丸 岳(ヤクマル ガク)
1969年兵庫県明石市生まれ。2005年、『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。16年『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、17年「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 薬丸 岳(ヤクマル ガク)
1969年兵庫県明石市生まれ。2005年、『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。16年『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、17年「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「約束は守った…伝えてほしい…」それが、無差別通り魔事件の被害者となった飯山晃弘の最期の言葉だった。自らも重傷を負った明香里だったが、彼女を助け、身代わりとなって死んでしまった飯山の言葉を伝えるた…(続く)
「約束は守った…伝えてほしい…」それが、無差別通り魔事件の被害者となった飯山晃弘の最期の言葉だった。自らも重傷を負った明香里だったが、彼女を助け、身代わりとなって死んでしまった飯山の言葉を伝えるために、彼の人生を辿り始める。この言葉は誰に向けたものだったのか、約束とは何なのか。決して交わるはずのなかった人生が交錯した時、慟哭の真実が明らかになる。