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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
諸田 玲子(モロタ レイコ)
1954(昭和29)年、静岡市生れ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業勤務の後、翻訳・作家活動に入る。’96(平成8)年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、’07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、’12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、’18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 諸田 玲子(モロタ レイコ)
1954(昭和29)年、静岡市生れ。上智大学文学部英文科卒。外資系企業勤務の後、翻訳・作家活動に入る。’96(平成8)年『眩惑』でデビュー。2003年『其の一日』で吉川英治文学新人賞、’07年『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、’12年『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞、’18年『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
女子とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり、男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名…(続く)
女子とて、闘わねばならなかった。信長と前田家に敗した朝倉家臣の娘・幾世は長じて正室まつの侍女として前田家に入り、千代保と改名。初代加賀藩主・利家に見初められて側室になり、男児を産む。猿千代と名付けられた子はのちに名君・利常となるが、母千代保は人質として江戸へ向かった―。加賀百万石の礎を築き、寿福院の名で多くの人に親しまれた、慈愛と情熱の生涯を描く歴史時代小説。