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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宇江佐 真理(ウエザ マリ)
1949年、函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2000年、『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味溢れる市井物を中心に幅広く時代小説を手がけ、多くの読者を魅了しながらも15年11月、惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宇江佐 真理(ウエザ マリ)
1949年、函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2000年、『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年には『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味溢れる市井物を中心に幅広く時代小説を手がけ、多くの読者を魅了しながらも15年11月、惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
江戸の本所御竹蔵の北側にある石原町で「福助」という見世を営む女将のおあきと弘蔵夫婦。心配事は、侍に憧れ職の落ち着かない息子・良助のことだった。彰義隊に身を投じた良助は、上野の山の戦に加わると言い、最後の挨拶にやってくる…ただひたすらな親の祈りは届くのか。江戸から明治への時代の激流は、人々…(続く)
江戸の本所御竹蔵の北側にある石原町で「福助」という見世を営む女将のおあきと弘蔵夫婦。心配事は、侍に憧れ職の落ち着かない息子・良助のことだった。彰義隊に身を投じた良助は、上野の山の戦に加わると言い、最後の挨拶にやってくる…ただひたすらな親の祈りは届くのか。江戸から明治への時代の激流は、人々の人生を容赦なく呑み込んでいき―。激動の時代を、市井の人々の視点からダイナミックに描ききった感動長編!