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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
はやみね かおる(ハヤミネ カオル)
ジュブナイルミステリ作家。1964年、三重県生まれ。小学校の教師となり、本嫌いの生徒たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら小説を書き始め、1989年に『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。翌年、同作で講談社わくわくライブラリーからデビュー。以降は児童書レーベルでミステリを中心に作品を手がけ、子どもたちから人気を集め続けている。とくに平成(1989~2019年)生まれの世代にとっては「小説/ミステリを読む楽しさを教えてくれた作家」の筆頭であり、小説界/ミステリ界に絶大な影響を与えてきた。本作〈虹北恭助〉シリーズは、新本格ミステリムーブメント(19…( ) はやみね かおる(ハヤミネ カオル)
ジュブナイルミステリ作家。1964年、三重県生まれ。小学校の教師となり、本嫌いの生徒たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら小説を書き始め、1989年に『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。翌年、同作で講談社わくわくライブラリーからデビュー。以降は児童書レーベルでミステリを中心に作品を手がけ、子どもたちから人気を集め続けている。とくに平成(1989~2019年)生まれの世代にとっては「小説/ミステリを読む楽しさを教えてくれた作家」の筆頭であり、小説界/ミステリ界に絶大な影響を与えてきた。本作〈虹北恭助〉シリーズは、新本格ミステリムーブメント(1989年~)の熱気が受け継がれ、当時新設の小説新人賞・メフィスト賞(1996年~)から異彩を放つ作品群を輩出していたレーベル・講談社ノベルスにて、2000年に刊行がスタートする。児童書を読み育った読者が、本格ミステリの世界へと踏み出すきっかけを数多く生み出した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
わたし、野村響子。虹北商店街に暮らす、ピカピカの中学一年生!クリスマスムードに染まる商店街で、貴重な青春の一時を愉快な大人たちとの映画撮影に費やしている。「探し物があるんだ」―そう言って春に旅立った幼馴染みの名探偵・虹北恭助はまだ帰ってこない…。恭助のいない日常は、本当に普通の日常だ。(愉快な大人たちと映画を撮るのは、すごく非日常って感じもするけど、それがなんだって言うのよ!)けれど、そんな平穏な日常の風景には、わたしには気づけなかった「寂しさ」が隠されていた…(続く)
わたし、野村響子。虹北商店街に暮らす、ピカピカの中学一年生!クリスマスムードに染まる商店街で、貴重な青春の一時を愉快な大人たちとの映画撮影に費やしている。「探し物があるんだ」―そう言って春に旅立った幼馴染みの名探偵・虹北恭助はまだ帰ってこない…。恭助のいない日常は、本当に普通の日常だ。(愉快な大人たちと映画を撮るのは、すごく非日常って感じもするけど、それがなんだって言うのよ!)けれど、そんな平穏な日常の風景には、わたしには気づけなかった「寂しさ」が隠されていた―