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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊藤 直(イトウ タダシ)
松山大学経済学部教授。1977年宮城県生まれ、パリ第三大学博士課程修了。博士(文学)。専門は20世紀フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊藤 直(イトウ タダシ)
松山大学経済学部教授。1977年宮城県生まれ、パリ第三大学博士課程修了。博士(文学)。専門は20世紀フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には、時代を牽引する書き手が台頭した。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦も繰り広げた。本書は、哲学と文…(続く)
第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には、時代を牽引する書き手が台頭した。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦も繰り広げた。本書は、哲学と文学を架橋して展開された彼らの創作活動に着目。実存主義が世を席巻し、知識人や芸術家の政治的社会参加が唱えられた時代の知的潮流は、何をもたらしたのか。その内実を描き出す。
もくじ情報:序章 ナチ・ドイツから解放されて;第1章 時代を席巻する実存主義―サルトル;第2章 不条理と反抗―カミュ;第3章 「女性」とは何か―ボーヴォワール;第4章 世界と歴史へのまなざし―メルロ=ポンティ;第5章 知られざる領域―バタイユ;第6章 せめぎ合う思想と思想;第7章 歴史の狂騒との対峙;終章 自由で新たな解釈へ