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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
水芙蓉(スイフヨウ)
2009年よりWeb小説投稿サイトで投稿を開始。第一作『軍神の花嫁』で注目を浴び、13年の時を経て満を持してデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 水芙蓉(スイフヨウ)
2009年よりWeb小説投稿サイトで投稿を開始。第一作『軍神の花嫁』で注目を浴び、13年の時を経て満を持してデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
地味な娘だ―軍神の側近シキのホタルへの第一印象はそんなものだった。何かを洗い流すかのように静かに涙を零すその姿を目にするまでは。軍神の妃の侍女ホタルにとって、飄々として何を考えているか掴めないシキが一番苦手だった。「遠耳」と呼ばれる特異な聴覚の持ち主であることを知られるまでは―。恋に落ちることなどあるはずもなかった騎士シキと侍女ホタル。そんな二人がどうしようもなく惹かれていく様を、…(続く)
地味な娘だ―軍神の側近シキのホタルへの第一印象はそんなものだった。何かを洗い流すかのように静かに涙を零すその姿を目にするまでは。軍神の妃の侍女ホタルにとって、飄々として何を考えているか掴めないシキが一番苦手だった。「遠耳」と呼ばれる特異な聴覚の持ち主であることを知られるまでは―。恋に落ちることなどあるはずもなかった騎士シキと侍女ホタル。そんな二人がどうしようもなく惹かれていく様を、甘くもどかしく描く『軍神の花嫁』もうひとつのロマンス。