内容紹介：帝国キリングシークの軍神の側近シキと、軍神の妃の侍女ホタル。近いようで遠い立場の二人。しかも、ホタルはシキが嫌いらしい？　でも、とあることがきっかけで急接近。『軍神の花嫁』もうひとつのシンデレラロマンス、下巻。
私は、なんて大きな罪を犯したのだろう―。私は、この人が好き。もう、認めるしかない。でもそれは許されない―シキの優しさを知ってしまった侍女ホタル。しかし思い出す、母が憎み続けたあの男のことを。そして彼女は、姿を消した。乗り越えさせてみせる。手に入れてみせる―騎士シキのその強い決意が導いたのは、想い人の残酷なまでの過去と出自にまつわる秘密だった。軍神と妃、狩人と天使。『軍神の花嫁』本編に登場する二組の恋人たちの邂逅の裏で確かにあった、運命を変えてしまうほどの恋。

水芙蓉(スイフヨウ)
２００９年よりＷｅｂ小説投稿サイトで投稿を開始。第一作『軍神の花嫁』で注目を浴び、１３年の時を経て満を持してデビューを果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）