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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
太田 肇(オオタ ハジメ)
経済学博士。同志社大学政策学部教授。組織論・日本人論の第一人者として、著作は約四〇冊、メディア出演や講演など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 太田 肇(オオタ ハジメ)
経済学博士。同志社大学政策学部教授。組織論・日本人論の第一人者として、著作は約四〇冊、メディア出演や講演など幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
旧ジャニーズ事務所の性加害事件や、ダイハツ、ビッグモーター、三菱電機、東芝などの企業不祥事、自民党の裏金問題、宝塚、大相撲のパワハラ、日大アメフト部の解散、そしてフジテレビなど、近年、日本の名だたる組織が次々と崩壊の危機に直面した。そこには共通点がある。「目的集団」であるはずの組織が、日本の場合は同時に「共同体」でもあったことだ。この日本型組織はなぜ今、一斉におかしくなってしまったのか?日本の組織を改善させる方法はあるのか?組織論研究の第一人者が崩壊の原因を分析し、現代に合った組織「新生」の方法を提言する。
もくじ情報:第1章 二〇二三年崩れ始めた支配構造(“絶対君主型”ジャニーズ、ビッグモーター…;“官僚制型”ダイハツ、三菱電機、東芝、自民党派閥… ほか);第2章 共同体が「もの言わぬ集団」に(かつては模範的だった日本型組織;ぶら下がり始めたメンバー ほか);第3章 身近な組織に迫る危機(身近な組織ほど危険;「ホワイト離職」は崩壊の予兆? ほか);第4章 組織の「再生」より「新生」を(デジタル化が変える組織のカタチ;「個立」する時代 ほか)