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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
坂岡 真(サカオカ シン)
1961年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て、文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。「鬼役」「鬼役伝」「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズで第十一回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 坂岡 真(サカオカ シン)
1961年、新潟県生まれ。十一年の会社勤めを経て、文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。「鬼役」「鬼役伝」「はぐれ又兵衛例繰控」シリーズで第十一回日本歴史時代作家協会賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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櫛の「く」は苦労のく、櫛の「し」は辛抱のし。苦労と辛抱を分かちあい、共白髪まで添い遂げたい―そんな想いを込めて、今こそ静に贈りたいと、長尾勘兵衛は質流れの鼈甲櫛を手に入れた。しかし貧乏浪人から、その櫛は義母の形見なので譲ってくれと頼まれる。そんな折、薬種問屋の凄惨な屍骸が見つかって…。「十手裁き」シリーズ第五作!
櫛の「く」は苦労のく、櫛の「し」は辛抱のし。苦労と辛抱を分かちあい、共白髪まで添い遂げたい―そんな想いを込めて、今こそ静に贈りたいと、長尾勘兵衛は質流れの鼈甲櫛を手に入れた。しかし貧乏浪人から、その櫛は義母の形見なので譲ってくれと頼まれる。そんな折、薬種問屋の凄惨な屍骸が見つかって…。「十手裁き」シリーズ第五作!