|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
荻野 富士夫(オギノ フジオ)
1953年埼玉県生まれ。82年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。小樽商科大学商学部教授を務め、2018年定年退官、同大学名誉教授。専門は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 荻野 富士夫(オギノ フジオ)
1953年埼玉県生まれ。82年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。小樽商科大学商学部教授を務め、2018年定年退官、同大学名誉教授。専門は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
一九二五年五月一二日に施行された「治安維持法」。国体の変革または私有財産制度の否認を目的とする結社を処罰することを主旨として成立したが、二度の改正を経て、社会運動全体を封殺、取締の対象は一般市民にも及んだ。一九四五年の廃止までに国内外での検挙者は10万人超。この“稀代の悪法”を多角的な視点から検証する。
もくじ情報:第一章 治安維持法小史―施行から廃止まで;第二章 治安維持法はだれが、どのように運用したのか;第三章 戦時下抵抗…(続く)
一九二五年五月一二日に施行された「治安維持法」。国体の変革または私有財産制度の否認を目的とする結社を処罰することを主旨として成立したが、二度の改正を経て、社会運動全体を封殺、取締の対象は一般市民にも及んだ。一九四五年の廃止までに国内外での検挙者は10万人超。この“稀代の悪法”を多角的な視点から検証する。
もくじ情報:第一章 治安維持法小史―施行から廃止まで;第二章 治安維持法はだれが、どのように運用したのか;第三章 戦時下抵抗と治安維持法の「法の暴力」;第四章 朝鮮の治安維持法;第五章 台湾の治安維持法;第六章 「満洲国」の治安維持法;第七章 治安維持法の威力の震源=「国体」とは何だったのか