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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
谷崎 由依(タニザキ ユイ)
1978年福井県生まれ。作家、翻訳家。2007年「舞い落ちる村」で第104回文學界新人賞を受賞しデビュー。19年『鏡のなかのアジア』で第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 谷崎 由依(タニザキ ユイ)
1978年福井県生まれ。作家、翻訳家。2007年「舞い落ちる村」で第104回文學界新人賞を受賞しデビュー。19年『鏡のなかのアジア』で第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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九つだけの家が建ち、shito、shitoと雨の降る村へ、出稼ぎから男が帰ってくる。だが、家にいたのは女房と、顔中に髭を生やした熊のような男。もしかして、おれはほんとうは死んでいて、あの見知らぬ男はおれの生前の姿なのだろうか―?(「Jiufenの村は九つぶん」)チベット、台湾、クアラルンプール…。遙かなる土地の記憶を旅する幻想短編集。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作。