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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
谷崎 由依(タニザキ ユイ)
1978年福井県生まれ。作家、翻訳家。近畿大学文芸学部准教授。2007年「舞い落ちる村」で第104回文學界新人賞を受賞しデビュー。19年『鏡のなかのアジア』で第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 谷崎 由依(タニザキ ユイ)
1978年福井県生まれ。作家、翻訳家。近畿大学文芸学部准教授。2007年「舞い落ちる村」で第104回文學界新人賞を受賞しデビュー。19年『鏡のなかのアジア』で第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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大正末期、福井の貧しい農家に生まれた少女・絵子は本を読むのが生きがいだったが、女学校には進めず、家を追い出されてしまう。女工として働き出すも、失敗ばかりのある日、福井県初の百貨店・えびす屋の支配人と出会い、店付属の「少女歌劇団」の脚本係として雇ってもらうことに。そこで出会ったのは“看板女優”の“少年”で―。一途な少女の自我の目覚めと、戦争に傾く時代を描く長編小説。