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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
福間 良明(フクマ ヨシアキ)
1969年(昭和44年)熊本県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。出版社勤務、香川大学経済学部准教授などを経て、立命館大学産業社会学部教授。専門は歴史社会学・メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 福間 良明(フクマ ヨシアキ)
1969年(昭和44年)熊本県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。出版社勤務、香川大学経済学部准教授などを経て、立命館大学産業社会学部教授。専門は歴史社会学・メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、売上げが累計1億冊を超える大ベストセラー作家司馬遼太郎(1923~96)。日本史を主たるテーマに、人物を個性豊かに、現代への教訓を込めて記した作品は、…(続く)
『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、売上げが累計1億冊を超える大ベストセラー作家司馬遼太郎(1923~96)。日本史を主たるテーマに、人物を個性豊かに、現代への教訓を込めて記した作品は、多くの読者を獲得。「司馬史観」と呼ばれる歴史の見方は論争ともなった。本書は、司馬の生涯を辿り、作品を紹介しつつ、その歴史小説の本質、多くの人を魅了した理由を20世紀の時代とともに描く。国民作家の入門書でもある。
もくじ情報:序章 国民作家と傍流の昭和史;第1章 傍系の学歴と戦争体験―昭和戦前・戦中期;第2章 新聞記者から歴史作家へ―戦後復興期;第3章 歴史ブームと大衆教養主義―高度成長とその後;第4章 争点化する「司馬史観」―「戦後五〇年」以降;終章 司馬遼太郎の時代―中年教養文化と「昭和」