内容紹介：２０２１年１月号ｄａｎｃｙｕ創刊３０周年の大特集「おいしいレシピ１００」にて“最強トップツー”に選ばれた平松洋子さんのパセリカレー。雑誌発売時は漫画『クッキングパパ』『週刊文春』とトリプルコラボレーションを展開、大きな話題をさらいました。いまもＳＮＳでは「＃パセリカレー」でたくさんの投稿がされ、多くの方に広く浸透しています。このパセリカレーの名前を冠した今回の本は、今年、２０年目を迎える長寿連載「台所の時間」から編んだ最新版のエッセイ集です。日々の台所から生まれた自慢のレシピを伝えるみたいに、平松洋子さんが読者に語り掛ける５１の立ち話。くすりとおかしく、はらりと切ない、暮らしのスパイスのようなエッセイ集です。パセリカレーを始め、著者が愛してやまない９つのレシピも収録！
くすりとおかしく、はらりと切ない５０の立ち話。『ｄａｎｃｙｕ』人気連載、２０年目のベスト・エッセイ集。日々の助っ人、８つの名レシピ付き！
もくじ情報：１　納豆の息切れ―味のはなし１；２　お茶漬け事件簿―あの頃のはなし；３　貧乏なサラダ―台所のはなし；４　缶詰にくちばし―道具のはなし；５　おさがりの大根―暮らしのはなし；６　チューインガムはほや―味のはなし２

平松　洋子(ヒラマツ　ヨウコ)
作家、エッセイスト。１９５８年、岡山県倉敷市生まれ。東京女子大学文理学部社会学科卒業。２００６年『ｄａｎｃｙｕ』連載「台所の時間」をまとめた『買えない味』でＢｕｎｋａｍｕｒａドゥマゴ文学賞受賞。２０１２年『野蛮な読書』で講談社エッセイ賞受賞、２０２１年『父のビスコ』で読売文学賞受賞。「台所の時間」は連載２０年を超え、現在も続いている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）