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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
武川 佑(タケカワ ユウ)
1981年、神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。17年、甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作で、第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を、そして21年、『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 武川 佑(タケカワ ユウ)
1981年、神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。17年、甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作で、第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を、そして21年、『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
岩井与左衛門は、南都奈良の具足師(甲冑師)の家に生まれ、修業を積んでいたが、あるとき「ズクを打った」(不良品を作った)と言われ、勘当される。その才能を惜しみ、目をつけたのが徳川家康。信濃の国衆・真田との戦いで惨敗を喫した理由は、真田兵が着用している「不死身の具足」にありと考えた家康は、与左衛門に真田潜入を命じる。甲賀の忍びの女と二人で上田城下に入った与左衛門だったが…。具足師たちが真田信繁を、日の本一の兵たらしめた!真田vs徳川の死闘の裏にある職人たちの矜持に…(続く)
岩井与左衛門は、南都奈良の具足師(甲冑師)の家に生まれ、修業を積んでいたが、あるとき「ズクを打った」(不良品を作った)と言われ、勘当される。その才能を惜しみ、目をつけたのが徳川家康。信濃の国衆・真田との戦いで惨敗を喫した理由は、真田兵が着用している「不死身の具足」にありと考えた家康は、与左衛門に真田潜入を命じる。甲賀の忍びの女と二人で上田城下に入った与左衛門だったが…。具足師たちが真田信繁を、日の本一の兵たらしめた!真田vs徳川の死闘の裏にある職人たちの矜持に迫る「戦国エンタテインメント」。