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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
武川 佑(タケカワ ユウ)
1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。2021年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で第10回日本歴史時代作家協会作品賞を受賞。2025年『円かなる大地』で第27回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 武川 佑(タケカワ ユウ)
1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。2021年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で第10回日本歴史時代作家協会作品賞を受賞。2025年『円かなる大地』で第27回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
父から越後守護代を奪った長尾景虎(後の上杉謙信)への復讐のため、母から“女”を捨てさせられた於龍。彼女は景虎を激しく憎むが、当人はどこ吹く風で、於龍のことを「面白い奴」と気に入ってしまう。長尾の重臣たちが二人の婚姻を越後支配のために利用する一方で、甲斐の武田晴信(後の信玄)は隣国侵攻の調略を始めようとしていた―。史料を丹念に読み解き最新研究を踏まえ、生涯独身と言われてきた上杉謙信と、その妻の半生を鮮やかに描く。謙信の妻・於龍は、どんな女性だったのか?そしてなぜ、歴史の陰に消えたのか?