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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
キム チョヨプ(キム チョヨプ)
金草葉。1993年生まれ。浦項工科大学化学科を卒業し、同大大学院で生化学修士号を取得。在学中の2017年、第2回韓国科学文学賞中短編部門にて「館内紛失」で大賞、「わたしたちが光のさで進めないなら」で佳作を受賞し、作家としての活動をスタート。2021年、キム・ウォニョンとの共著のノンフィクション『サイボーグになる』で韓国出版文化賞を受賞 キム チョヨプ(キム チョヨプ)
金草葉。1993年生まれ。浦項工科大学化学科を卒業し、同大大学院で生化学修士号を取得。在学中の2017年、第2回韓国科学文学賞中短編部門にて「館内紛失」で大賞、「わたしたちが光のさで進めないなら」で佳作を受賞し、作家としての活動をスタート。2021年、キム・ウォニョンとの共著のノンフィクション『サイボーグになる』で韓国出版文化賞を受賞 |
地上が正体不明の菌類“氾濫体”に汚染され、人々は地下都市に逃れて氾濫体による錯乱症に怯えながら不自由な生活をおくっていた。地上へ出ることを許されるのは、氾濫体の調査・研究をおこなう“派遣者”だけ。地下都市のラブバワに住む少女テリンは、師匠である派遣者のイゼフに憧れ、難関である派遣者の資格試験に挑む。だがテリンは派遣者の試験の直前、不思議な幻聴を体験す…(続く)
地上が正体不明の菌類“氾濫体”に汚染され、人々は地下都市に逃れて氾濫体による錯乱症に怯えながら不自由な生活をおくっていた。地上へ出ることを許されるのは、氾濫体の調査・研究をおこなう“派遣者”だけ。地下都市のラブバワに住む少女テリンは、師匠である派遣者のイゼフに憧れ、難関である派遣者の資格試験に挑む。だがテリンは派遣者の試験の直前、不思議な幻聴を体験する。自分の中に誰かがいる!?―それはテリンの秘められた過去が明らかになるとともに、人類と氾濫体との関係が変わる、運命の大事件の前ぶれだった…。