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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
藤原 緋沙子(フジワラ ヒサコ)
高知県生まれ。小松左京主宰の創作教室「創翔塾」出身。2002年、「隅田川御用帳」シリーズの第一巻『雁の宿』で作家デビュー。同シリーズで第二回歴史時代小説作家クラブのシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 藤原 緋沙子(フジワラ ヒサコ)
高知県生まれ。小松左京主宰の創作教室「創翔塾」出身。2002年、「隅田川御用帳」シリーズの第一巻『雁の宿』で作家デビュー。同シリーズで第二回歴史時代小説作家クラブのシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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神田堤の人混みの中、身重の女が有り金全部掏られたところに居合わせた秋月伊織。箱根の秘境にある湯宿『ほたるの宿』の女主人おみねは、契りを交わした人を捜しに遙々出てきたのだという。「ほたるの舞うころにまた来たい」と言い残して江戸に帰った紙問屋の若旦那。子を宿したことを伝えてなく、母親になるためにもケジメをつけたかったのだ。ところが紙問屋の若旦那は全くの別人だった!だがすぐに男の素性は分かる。なんと所帯持ちで、立派な老舗小間物屋の主だった!しかし数ヶ月前から行方知れずのまま。男はなぜ箱根に行ったのか。またなぜ名を偽ったのか。男の言葉を信じてやまない身重のおみねに代わって、消えた男の探索に伊織たちが動き出す!