本書は、加点主義目標面接（ＣＢＯ）の理念と具体的あり方について詳述し、二一世紀に向けての人事制度の再構築に取り組む労使に少しでもお役に立つことをねらいとして企画された。すなわちまず第一章で加点主義目標面接の意義と理念および位置づけを明確にし、それを受けて第二章でその加点主義目標面接の実務を具体的システムのあり方と運用の両面で分かりやすく解説した。特に目標設定のあり方、その過程での管理者の役割および評価制度との関連の実務に重点を置いた。
もくじ情報：第１章　理論編　ＣＢＯとは何か（二一世紀に向けての日本型人事のゆくえ；能力主義人事　目標面接による期待像の明示が基本；成果主義賃金のフレーム　目標面接による役割の設定が出発点；加点主義とは　目標面接が基軸　ほか）；第２章　実務編　ＣＢＯの実際（目標面接（ＣＢＯ）のベース、等級基準の明確化；新型面接（ＣＢＯ）とは；目標面接（ＣＢＯ）の管理者のリーダーシップ；目標面接（ＣＢＯ）とマネジメント　ほか）