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出版社名:徳間書店
出版年月:2005年8月
ISBN:978-4-19-862049-3
372P 19cm
青春のオフサイド/Westall collection
ロバート・ウェストール/作 小野寺健/訳
組合員価格 税込 1,782
(通常価格 税込 1,980円)
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戦争が終わって数年、高校生の僕は小学校時代の先生と再会した。そして知らぬまに、僕たちは恋に落ちた…。
戦争が終わって数年、高校生の僕は小学校時代の先生と再会した。そして知らぬまに、僕たちは恋に落ちた…。
内容紹介・もくじなど
戦争が終わって何年か経ったとき、十七歳のぼくは、三十二歳になった彼女と再会した。小学生の頃に憧れていた女の先生エマが、ぼくの高校の教師として転任してきたのだった。年寄りばかりの先生たちの中では、彼女はきれいだったし、いつも励ましてくれるいい先生だった。ぼくは胸をときめかせた。だが、ぼくの毎日はラグビーと進学のための勉強でいっぱいだったし、エマの方は、婚約者を戦争で亡くし、今は同僚の先生とつきあっているという噂だった。だから、普通ならあんなことは起こるはずがなかった。なのに、ぼくたちは恋に落ちた。ほかに何も、目に入らなくなった…。年上の先生と恋に落ちた十七歳の少年ロビーの日々を、ラグビーチームの…(続く
戦争が終わって何年か経ったとき、十七歳のぼくは、三十二歳になった彼女と再会した。小学生の頃に憧れていた女の先生エマが、ぼくの高校の教師として転任してきたのだった。年寄りばかりの先生たちの中では、彼女はきれいだったし、いつも励ましてくれるいい先生だった。ぼくは胸をときめかせた。だが、ぼくの毎日はラグビーと進学のための勉強でいっぱいだったし、エマの方は、婚約者を戦争で亡くし、今は同僚の先生とつきあっているという噂だった。だから、普通ならあんなことは起こるはずがなかった。なのに、ぼくたちは恋に落ちた。ほかに何も、目に入らなくなった…。年上の先生と恋に落ちた十七歳の少年ロビーの日々を、ラグビーチームの個性豊かな仲間たちや、ロビーに惹かれる素朴なクラスメートの少女、理不尽な校長や大好きな祖母など、まわりの人々との交流の中で描きだす、みずみずしい物語。自信と劣等感、粗雑さと繊細な優しさが混在し、生命力に溢れる「十七歳」の肖像が、くっきりと浮かびあがる、巨匠ウェストールによる、深く心を揺さぶられる青春の物語。
著者プロフィール
ウェストール,ロバート(ウェストール,ロバート)
1929~1993。イギリス・ノーサンバーランドに生まれる。美術教師として教えるかたわら、一人息子のために書いた処女作「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞、作家としてスタートする。「かかし」(徳間書店)で再度カーネギー賞、「海辺の王国」(同)でガーディアン賞を受賞、「児童文学の古典として残る作品」と評された
ウェストール,ロバート(ウェストール,ロバート)
1929~1993。イギリス・ノーサンバーランドに生まれる。美術教師として教えるかたわら、一人息子のために書いた処女作「“機関銃要塞”の少年たち」(評論社)がカーネギー賞を受賞、作家としてスタートする。「かかし」(徳間書店)で再度カーネギー賞、「海辺の王国」(同)でガーディアン賞を受賞、「児童文学の古典として残る作品」と評された

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