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出版社名:みすず書房
出版年月:2011年5月
ISBN:978-4-622-06234-9
443P 20cm
大戦間期の日本陸軍 オンデマンド版
黒沢文貴/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:本書で問われているテーマは、(1)一般的に変革を好まない陸軍が、いかなる理由で〈革新〉を経て昭和ファシズム期の陸軍に変質したのか、(2)なぜ陸軍が1930年代の政治の主役となり、太平洋戦争を起こす力をもちえたのか、(3)大正デモクラシーから昭和ファシズムヘの転換を、どういう歴史的事象として理解するか、と集約できよう。 著者は、史上初の〈総力戦〉第一次大戦の衝撃は開国の再来ともいえる、と位置づける。そして、大正デモクラシー思潮の高まりに対し、軍が示した意外に柔軟かつ合理的な姿勢を明らかにする。さらに、自由経済・下からの国民統合・ワシントン体制などを柱とする「1925年体制」が、統制経済…(続く
内容紹介:本書で問われているテーマは、(1)一般的に変革を好まない陸軍が、いかなる理由で〈革新〉を経て昭和ファシズム期の陸軍に変質したのか、(2)なぜ陸軍が1930年代の政治の主役となり、太平洋戦争を起こす力をもちえたのか、(3)大正デモクラシーから昭和ファシズムヘの転換を、どういう歴史的事象として理解するか、と集約できよう。 著者は、史上初の〈総力戦〉第一次大戦の衝撃は開国の再来ともいえる、と位置づける。そして、大正デモクラシー思潮の高まりに対し、軍が示した意外に柔軟かつ合理的な姿勢を明らかにする。さらに、自由経済・下からの国民統合・ワシントン体制などを柱とする「1925年体制」が、統制経済・上からの国民統合・軍部の合法的間接支配・大東亜共栄圏などを特徴とする「1940年体制」への移行過程の分析がなされる。 史料精査と思想史的考察により、日本政治外交史研究に寄与するところの大きい論集。

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