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日本史その他
出版社名:新曜社
出版年月:2014年8月
ISBN:978-4-7885-1401-0
478P 22cm
検閲の帝国 文化の統制と再生産
紅野謙介/編 高榮蘭/編 鄭根埴/編 韓基亨/編 李惠鈴/編
組合員価格 税込
5,049
円
(通常価格 税込 5,610円)
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内容紹介・もくじなど
帝国は検閲の基準も方法も一つではなかった。暴力的かつ曖昧な「検閲」の実態を探るとともに、戦前から戦後にかけて日本・韓国・アメリカと主体の変転する検閲の痕跡をたどる。日韓両国の研究者が「検閲」をキイワードに、文化の生産/再生産をめぐる統制の力学をあぶり出す意欲的試み。巻末に、詳細な日韓検閲年表を付す。
もくじ情報:第1部 検閲の拡張、揺れ、転移(植民地検閲と「検閲標準」;文学を検閲する、権力を監視する―中西伊之助と布施辰治の共闘;「法域」と「文域」―帝国内部における表現力の差異と植民地テクスト ほか);第2部 検閲されるテクストと身体(「風俗壊乱」へのまなざし―日露戦後期の“筆禍”をめぐって;植…(
続く
)
帝国は検閲の基準も方法も一つではなかった。暴力的かつ曖昧な「検閲」の実態を探るとともに、戦前から戦後にかけて日本・韓国・アメリカと主体の変転する検閲の痕跡をたどる。日韓両国の研究者が「検閲」をキイワードに、文化の生産/再生産をめぐる統制の力学をあぶり出す意欲的試み。巻末に、詳細な日韓検閲年表を付す。
もくじ情報:第1部 検閲の拡張、揺れ、転移(植民地検閲と「検閲標準」;文学を検閲する、権力を監視する―中西伊之助と布施辰治の共闘;「法域」と「文域」―帝国内部における表現力の差異と植民地テクスト ほか);第2部 検閲されるテクストと身体(「風俗壊乱」へのまなざし―日露戦後期の“筆禍”をめぐって;植民地のセクシュアリティと検閲;目に見えない懲罰のように―一九三六年、佐藤俊子と移動する女たち ほか);第3部 アイデンティティの政治―検閲と宣伝の間(ペンと兵隊―日中戦争期戦記テクストと情報戦;ペテロの夜明け―植民地転向小説と「感想録」の転向語り;移動と翻訳―占領期小説の諸相 ほか)
著者プロフィール
紅野 謙介(コウノ ケンスケ)
日本大学文理学部教授。日本近代文学
紅野 謙介(コウノ ケンスケ)
日本大学文理学部教授。日本近代文学
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もくじ情報:第1部 検閲の拡張、揺れ、転移(植民地検閲と「検閲標準」;文学を検閲する、権力を監視する―中西伊之助と布施辰治の共闘;「法域」と「文域」―帝国内部における表現力の差異と植民地テクスト ほか);第2部 検閲されるテクストと身体(「風俗壊乱」へのまなざし―日露戦後期の“筆禍”をめぐって;植…(続く)
もくじ情報:第1部 検閲の拡張、揺れ、転移(植民地検閲と「検閲標準」;文学を検閲する、権力を監視する―中西伊之助と布施辰治の共闘;「法域」と「文域」―帝国内部における表現力の差異と植民地テクスト ほか);第2部 検閲されるテクストと身体(「風俗壊乱」へのまなざし―日露戦後期の“筆禍”をめぐって;植民地のセクシュアリティと検閲;目に見えない懲罰のように―一九三六年、佐藤俊子と移動する女たち ほか);第3部 アイデンティティの政治―検閲と宣伝の間(ペンと兵隊―日中戦争期戦記テクストと情報戦;ペテロの夜明け―植民地転向小説と「感想録」の転向語り;移動と翻訳―占領期小説の諸相 ほか)