内容紹介：コロナ禍で孤独や不安を抱え込み、必要以上にストレスを感じている人が増えている中で、ひとりでも気分を静めたり、ストレスを和らげたりできるセルフケア、セルフタッチの方法を紹介。自分の手で自らの体に触れることで、皮膚の持つ治癒力を活性化し、幸福感や自己肯定感が生まれる具体的な方法を、身体心理学者の山口創先生がわかりやすく教える一冊。
寂しいとき、不安なとき。人は無意識に自分に触れて自分を癒やしている。他者との触れ合いが制限される今、求められる、究極のセルフケアとは？身体心理学的知見からの提案。
もくじ情報：１章　人はみな「ひとり」から始まる（触れ合いの制限で気づかされたもの；出会いの場で起こる原初的なコミュニケーション　ほか）；２章　自分を愛するセルフタッチ（境界としての皮膚の役割；ストレスを感じたときにしている身だしなみ行動　ほか）；３章　あなたをストレスから守る皮膚の力（葛藤する皮膚と心；皮膚は脳のように刺激に応答している　ほか）；４章　幸せはいつも皮膚から生まれる（オキシトシンは自分で増やせる；五感を刺激する　ほか）

山口　創(ヤマグチ　ハジメ)
１９６７年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。タッチングの効果やオキシトシンについて研究している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）