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出版社名:講談社
出版年月:2021年11月
ISBN:978-4-06-526045-6
333P 16cm
憂国の文学者たちに 60年安保・全共闘論集/講談社文芸文庫 よB10
吉本隆明/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
六〇年安保闘争で全学連主流派の現実認識に賛同し同伴した数少ない知識人・吉本隆明は一九六九年、東大紛争時の丸山真男らの態度を厳しく批判する。戦後日本が経済成長をとげる過程で個人が直面した独占支配の様相、そして高度資本主義社会に至り本質的、究極的に表出しはじめる権力問題にたいし、容赦ない批判を浴びせる思想は今こそ輝きを増す。
もくじ情報:死の国の世代へ―闘争開始宣言;憂国の文学者たちに;戦後世代の政治思想;擬制の終焉;現代学生論―精神の闇屋の特権を;反安保闘争の悪煽動について;思想的弁護論―六・一五事件公判について;収拾の論理;思想の基準をめぐって―いくつかの本質的な問題;「SECT6」について;…(続く
六〇年安保闘争で全学連主流派の現実認識に賛同し同伴した数少ない知識人・吉本隆明は一九六九年、東大紛争時の丸山真男らの態度を厳しく批判する。戦後日本が経済成長をとげる過程で個人が直面した独占支配の様相、そして高度資本主義社会に至り本質的、究極的に表出しはじめる権力問題にたいし、容赦ない批判を浴びせる思想は今こそ輝きを増す。
もくじ情報:死の国の世代へ―闘争開始宣言;憂国の文学者たちに;戦後世代の政治思想;擬制の終焉;現代学生論―精神の闇屋の特権を;反安保闘争の悪煽動について;思想的弁護論―六・一五事件公判について;収拾の論理;思想の基準をめぐって―いくつかの本質的な問題;「SECT6」について;権力について―ある孤独な反綱領;七〇年代のアメリカまで―さまよう不可視の「ビアフラ共和国」;革命と戦争について
著者プロフィール
吉本 隆明(ヨシモト タカアキ)
1924・11・25~2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。1950年代、『固有時との対話』『転位のための十篇』で詩人として出発するかたわら、戦争体験の意味を自らに問い詰め、文学者の戦争責任論・転向論を世に問う。60年安保闘争を経て61年、雑誌「試行」を創刊。詩作、政治論、文芸評論、独自の表現論等、精力的に執筆活動を展開し「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析を手がけた。主な著書に『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)、『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲…(続く
吉本 隆明(ヨシモト タカアキ)
1924・11・25~2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。1950年代、『固有時との対話』『転位のための十篇』で詩人として出発するかたわら、戦争体験の意味を自らに問い詰め、文学者の戦争責任論・転向論を世に問う。60年安保闘争を経て61年、雑誌「試行」を創刊。詩作、政治論、文芸評論、独自の表現論等、精力的に執筆活動を展開し「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析を手がけた。主な著書に『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)、『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)等がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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