ようこそ!
出版社名:京都大学学術出版会
出版年月:2022年12月
ISBN:978-4-8140-0455-3
379P 21cm
東アジアは「儒教社会」か? アジア家族の変容
小浜正子/編 落合恵美子/編
組合員価格 税込 2,970
(通常価格 税込 3,300円)
割引率 10%
お取り寄せ
お届け日未定
※ご注文が集中した場合、お届けが遅れる場合がございます。
内容紹介・もくじなど
内容紹介:「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」??西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)に対する家族主義の見直しとして,いま「儒教」が注目されている。しかし,そもそも儒教が説くとされる家族主義とは何なのか?本当に東アジアとは「儒教社会」なのか?東アジアが大きく変動した近世から近代の,制度,法,家族,実践に鋭く焦点を当て,中国,日本,朝鮮,台湾,琉球そしてベトナムの,多様な「家族主義」とジェンダー構造,その変容に迫ることで,再構築と脱再構築を繰り返してきた「儒教」と私たちの「家族」の未来を展望する。
「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」―西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)…(続く
内容紹介:「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」??西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)に対する家族主義の見直しとして,いま「儒教」が注目されている。しかし,そもそも儒教が説くとされる家族主義とは何なのか?本当に東アジアとは「儒教社会」なのか?東アジアが大きく変動した近世から近代の,制度,法,家族,実践に鋭く焦点を当て,中国,日本,朝鮮,台湾,琉球そしてベトナムの,多様な「家族主義」とジェンダー構造,その変容に迫ることで,再構築と脱再構築を繰り返してきた「儒教」と私たちの「家族」の未来を展望する。
「儒教資本主義」「儒教主義的福祉国家」―西洋中心主義への対抗として個人主義(自由主義)に対する家族主義の見直しとして、いま「儒教」が注目されている。しかし、そもそも儒教が説くとされる家族主義とは何なのか?本当に東アジアとは「儒教社会」なのか?東アジアが大きく変動した近世から近代の、制度、法、家族、実践に鋭く焦点を当て中国、日本、朝鮮、台湾、琉球そしてベトナムの多様な「家族主義」とジェンダー構造、その変容に迫ることで再構築と脱構築を繰り返してきた「儒教」と私たちの「家族」の未来を展望する。
もくじ情報:東アジアの家族主義を歴史化する;第1部 多様な儒教化―東アジアの近世(家にかかわる儒教の教義について;儒教の「普及」と近世中国社会―家族倫理と家礼の変容;朝鮮の親族制度に対する儒教の影響―マルティナ・ドイヒラーによる再考察;近世日本の刑法と武士道儒教―忠孝を中心に;儒教思想の日本的受容と職分観念―性別役割に注目して ほか);第2部 脱/再構築される儒教―近現代アジアの家族の変容(日本の民族慣行と儒教―支配・村・家の変化;朝鮮大家族論を再考する―朝鮮時代における戸の構成と家長権を通じた考察;娘たちがつくった祠堂―現代ベトナム村落における儒教と逸脱;娘たちの反乱―現代韓国社会における女性と宗中財産;墓のない故郷へ―現代中国における「家」の機能);親族構造・文明化・近代化―世界的視野における「儒教社会」
著者プロフィール
小浜 正子(コハマ マサコ)
日本大学文理学部教授。(公財)東洋文庫研究員。お茶の水女子大学人間文化研究科博士課程単位取得退学、博士(人文科学)。専門は中国近現代史、中国ジェンダー史。鳴門教育大学助教授を経て現職
小浜 正子(コハマ マサコ)
日本大学文理学部教授。(公財)東洋文庫研究員。お茶の水女子大学人間文化研究科博士課程単位取得退学、博士(人文科学)。専門は中国近現代史、中国ジェンダー史。鳴門教育大学助教授を経て現職

同じ著者名で検索した本