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出版社名:白澤社
出版年月:2024年4月
ISBN:978-4-7684-8001-4
150P 19cm
カントの「嘘論文」を読む なぜ嘘をついてはならないのか
小谷英生/著訳
組合員価格 税込
1,777
円
(通常価格 税込 1,870円)
割引率 5%
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内容紹介・もくじなど
「真実を言うことは義務であるという道徳的な原則は、無条件的なもの、絶対的なものとしてと受け取られてしまうならば、あらゆる社会を不可能にしてしまうだろう」というフランスの思想家コンスタンの批判に対し、カントは「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」(通称「嘘論文」)を書き、嘘の禁止に例外はないと反論した。本書は、現代の事象を例に嘘についての哲学的分析を行なったうえで、カントの「嘘論文」を新たに翻訳し分析する。晩年のカントが鋭く提起した嘘をめぐる思考実験の意味を気鋭の哲学者がわかりやすく解き明かす。
もくじ情報:第1部 「嘘」概念を整理する(嘘とは何か;正直であれば何を言ってもよいのか…(
続く
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「真実を言うことは義務であるという道徳的な原則は、無条件的なもの、絶対的なものとしてと受け取られてしまうならば、あらゆる社会を不可能にしてしまうだろう」というフランスの思想家コンスタンの批判に対し、カントは「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」(通称「嘘論文」)を書き、嘘の禁止に例外はないと反論した。本書は、現代の事象を例に嘘についての哲学的分析を行なったうえで、カントの「嘘論文」を新たに翻訳し分析する。晩年のカントが鋭く提起した嘘をめぐる思考実験の意味を気鋭の哲学者がわかりやすく解き明かす。
もくじ情報:第1部 「嘘」概念を整理する(嘘とは何か;正直であれば何を言ってもよいのか;嘘の害悪について);第2部 カントの「嘘論文」解題と翻訳(カント「嘘論文」解題;カント「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」);第3部 政治に対する道徳の優位(カントの反論;コンスタンの原理概念;道徳的な政治とは何か)
著者プロフィール
小谷 英生(コタニ ヒデオ)
1981年生れ。群馬大学共同教育学部准教授。専門は哲学、倫理学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小谷 英生(コタニ ヒデオ)
1981年生れ。群馬大学共同教育学部准教授。専門は哲学、倫理学、社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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もくじ情報:第1部 「嘘」概念を整理する(嘘とは何か;正直であれば何を言ってもよいのか…(続く)
もくじ情報:第1部 「嘘」概念を整理する(嘘とは何か;正直であれば何を言ってもよいのか;嘘の害悪について);第2部 カントの「嘘論文」解題と翻訳(カント「嘘論文」解題;カント「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」);第3部 政治に対する道徳の優位(カントの反論;コンスタンの原理概念;道徳的な政治とは何か)