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出版社名:小学館
出版年月:2024年8月
ISBN:978-4-09-352492-6
366P 19cm
フーコン戦記/P+D BOOKS
古山高麗雄/著
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:激戦地から片腕と引き換えに生還した村山辰平は、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった。戦争三部作の完結編。
戦争末期、雲南の地で日本人兵士がほぼ全滅した騰越・龍陵の戦い。そこからほど近い旧ビルマの“死者の谷”フーコン谷地でも、全滅の危機に瀕している部隊があった。―ああこれでは勝負にならない、と一等兵でも思う。そう思いながら戦闘をしたのであった。敵は…必要な条件を整えたうえで戦った。こちらは、弾がなくても、食糧がなくても、とにかく、やれと言う。…弾がなくても食糧がなくても、一人が二十人殺せば二十倍の…(続く
内容紹介:激戦地から片腕と引き換えに生還した村山辰平は、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった。戦争三部作の完結編。
戦争末期、雲南の地で日本人兵士がほぼ全滅した騰越・龍陵の戦い。そこからほど近い旧ビルマの“死者の谷”フーコン谷地でも、全滅の危機に瀕している部隊があった。―ああこれでは勝負にならない、と一等兵でも思う。そう思いながら戦闘をしたのであった。敵は…必要な条件を整えたうえで戦った。こちらは、弾がなくても、食糧がなくても、とにかく、やれと言う。…弾がなくても食糧がなくても、一人が二十人殺せば二十倍の敵に勝てるわけだから、そうしろと言う。―六割以上が亡くなった無謀な戦いから、片腕と引き換えに生還した村山辰平は、あの戦闘で夫を亡くした中川文江とともに、フーコンで自分がたどった場所を地図に記していく。それは、将官への怒りを新たにする作業でもあり、「諦めながら恨む」作業でもあった。
著者プロフィール
古山 高麗雄(フルヤマ コマオ)
1920(大正9)年8月6日‐2002(平成14)年3月11日、享年81。朝鮮新義州出身。1970年『プレオー8の夜明け』で第63回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
古山 高麗雄(フルヤマ コマオ)
1920(大正9)年8月6日‐2002(平成14)年3月11日、享年81。朝鮮新義州出身。1970年『プレオー8の夜明け』で第63回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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