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出版社名:晶文社
出版年月:2015年2月
ISBN:978-4-7949-6868-5
478P 20cm
日ざかり
エリザベス・ボウエン/著 太田良子/訳
組合員価格 税込 2,673
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戦下のロンドン、ステラの恋人ロバートにはスパイの嫌疑がかけられていた。恋愛そして祖国愛を巡る討議をボウエン独自の筆致で描く。20世紀英国文壇の重鎮エリザベス・ボウエン。作家として脂の乗りきった中期長編第2弾。
戦下のロンドン、ステラの恋人ロバートにはスパイの嫌疑がかけられていた。恋愛そして祖国愛を巡る討議をボウエン独自の筆致で描く。20世紀英国文壇の重鎮エリザベス・ボウエン。作家として脂の乗りきった中期長編第2弾。
内容紹介・もくじなど
ステラの部屋に招かれざる客、ハリソンが押し入ってきた。彼女の愛するロバートが、敵国のスパイであることをほのめかし、黙っていてほしければ…とステラに関係を迫ってくる。ロバートがスパイなのかどうか、本人に聞けばわかるはず。でも、もし本当にスパイだとしたら、このままふたりの関係を続けていくのは難しい…。恋人どうしであっても詰め寄れない難問をかかえ、ステラは戦時下のロンドンを彷徨う。先行きのない人々の倦怠が、夕暮れに漂っている。この厄介な状況は戦争のせいなのか、それとも、この現実があってこそのふたりなのか。第二次大戦下のロンドンの実相を描き、ボウエンの哲学的ともいえる人間考察が、その深淵をみせる傑作長…(続く
ステラの部屋に招かれざる客、ハリソンが押し入ってきた。彼女の愛するロバートが、敵国のスパイであることをほのめかし、黙っていてほしければ…とステラに関係を迫ってくる。ロバートがスパイなのかどうか、本人に聞けばわかるはず。でも、もし本当にスパイだとしたら、このままふたりの関係を続けていくのは難しい…。恋人どうしであっても詰め寄れない難問をかかえ、ステラは戦時下のロンドンを彷徨う。先行きのない人々の倦怠が、夕暮れに漂っている。この厄介な状況は戦争のせいなのか、それとも、この現実があってこそのふたりなのか。第二次大戦下のロンドンの実相を描き、ボウエンの哲学的ともいえる人間考察が、その深淵をみせる傑作長編。
著者プロフィール
ボウエン,エリザベス(ボウエン,エリザベス)
1899‐1973。アイルランドのダブリンに生まれ、ロンドンに没する。生涯で十編の長編小説と、約九十の短編小説を執筆。代表作「パリの家」がイギリスで二十世紀の世界文藝ベスト50の一冊に選ばれるなど、作家として高い評価を得ている。晩年の作「エヴァ・トラウト」は1970年のブッカー賞候補となる
ボウエン,エリザベス(ボウエン,エリザベス)
1899‐1973。アイルランドのダブリンに生まれ、ロンドンに没する。生涯で十編の長編小説と、約九十の短編小説を執筆。代表作「パリの家」がイギリスで二十世紀の世界文藝ベスト50の一冊に選ばれるなど、作家として高い評価を得ている。晩年の作「エヴァ・トラウト」は1970年のブッカー賞候補となる

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