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出版社名:国書刊行会
出版年月:2021年5月
ISBN:978-4-336-07103-3
293P 20cm
友達と親戚/ボウエン・コレクション 2
エリザベス・ボウエン/著 太田良子/訳
組合員価格 税込
2,673
円
(通常価格 税込 2,970円)
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内容紹介・もくじなど
スタダート家の長女ローレルとティルニー家のエドワードの結婚式は朝から雨が降っていた。そのすぐあとローレルの妹ジャネットが、家族の意表をついて、メガット家のロドニーと結婚する。エドワードの母レディ・エルフリーダは5歳の彼を捨てた。コンシダイン・メガットとの関係が露見し、夫が即離婚したからだ。ロドニーはこのコンシダインの甥で、広壮なバッツ・アビーの後継者。スタダート家とティルニー家はこの「醜聞」を介して婚姻関係を結ぶ。10年後、姉妹二組それぞれに子供も生まれる。星霜を経てエドワードとジャネットの間によみがえる秘めた想い、二人のその有様を子供たちが見ている…。チェルトナムとロンドンなどを舞台に秘密が…(
続く
)
スタダート家の長女ローレルとティルニー家のエドワードの結婚式は朝から雨が降っていた。そのすぐあとローレルの妹ジャネットが、家族の意表をついて、メガット家のロドニーと結婚する。エドワードの母レディ・エルフリーダは5歳の彼を捨てた。コンシダイン・メガットとの関係が露見し、夫が即離婚したからだ。ロドニーはこのコンシダインの甥で、広壮なバッツ・アビーの後継者。スタダート家とティルニー家はこの「醜聞」を介して婚姻関係を結ぶ。10年後、姉妹二組それぞれに子供も生まれる。星霜を経てエドワードとジャネットの間によみがえる秘めた想い、二人のその有様を子供たちが見ている…。チェルトナムとロンドンなどを舞台に秘密が織りなす三世代の葛藤を、ゴシック屋敷の四季に描くボウエンの才気。
著者プロフィール
ボウエン,エリザベス(ボウエン,エリザベス)
300年続いたアングロ‐アイリッシュの一族として、1899年アイルランド・ダブリンで生まれ、1973年ロンドンの病院で永眠した。二つの祖国を持ち、二度の世界戦争と戦後の廃墟を目撃し、10篇の小説と約100篇の短篇その他を遺した。ジェイムズ・ジョイスやヴァジニア・ウルフに並ぶ20世紀を代表する作家の一人。気配と示唆に富む文章は詩の曖昧性を意図したもの。最後の長篇『エヴァ・トラウト』はブッカー賞候補となった
ボウエン,エリザベス(ボウエン,エリザベス)
300年続いたアングロ‐アイリッシュの一族として、1899年アイルランド・ダブリンで生まれ、1973年ロンドンの病院で永眠した。二つの祖国を持ち、二度の世界戦争と戦後の廃墟を目撃し、10篇の小説と約100篇の短篇その他を遺した。ジェイムズ・ジョイスやヴァジニア・ウルフに並ぶ20世紀を代表する作家の一人。気配と示唆に富む文章は詩の曖昧性を意図したもの。最後の長篇『エヴァ・トラウト』はブッカー賞候補となった
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300年続いたアングロ‐アイリッシュの一族として、1899年アイルランド・ダブリンで生まれ、1973年ロンドンの病院で永眠した。二つの祖国を持ち、二度の世界戦争と戦後の廃墟を目撃し、10篇の小説と約100篇の短篇その他を遺した。ジェイムズ・ジョイスやヴァジニア・ウルフに並ぶ20世紀を代表する作家の一人。気配と示唆に富む文章は詩の曖昧性を意図したもの。最後の長篇『エヴァ・トラウト』はブッカー賞候補となった