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出版社名:慶應義塾大学出版会
出版年月:2020年2月
ISBN:978-4-7664-2646-5
353,9P 22cm
大正デモクラットの精神史 東アジアにおける「知識人」の誕生
武藤秀太郎/著
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1910年代後半、東アジアにおいて「知識人」という社会集団が輪郭をあらわすようになる。本書では吉野作造をはじめとする学術団体「黎明会」の面々や、河上肇、朝河貫一を大正デモクラットとしてとりあげ、彼らとナショナリズムに目覚めはじめた中国知識人たちとの交流を丹念に描くことで、それぞれの思想と彼らが戦後民主主義にはたした役割を明らかにする。
1910年代後半、東アジアにおいて「知識人」という社会集団が輪郭をあらわすようになる。本書では吉野作造をはじめとする学術団体「黎明会」の面々や、河上肇、朝河貫一を大正デモクラットとしてとりあげ、彼らとナショナリズムに目覚めはじめた中国知識人たちとの交流を丹念に描くことで、それぞれの思想と彼らが戦後民主主義にはたした役割を明らかにする。
内容紹介・もくじなど
大正デモクラシー期に日本で誕生した「知識人」=大正デモクラットたちは、国家の枠組みをこえた連携を志向し、中国をはじめ東アジアの知識人と豊かな思想的交流をかわしていた。日本の戦後民主主義にも大きな影響を与えた彼らの知的格闘を生き生きと描き出す力作。「公共知識人」の群像。
もくじ情報:第1部 大正デモクラットと中国(吉野作造と中国知識人―キリスト教をめぐる「連帯」と「離反」;福田徳三と中国知識人―「共感」と「反感」のはざまで;河上肇と中国知識人―マルクス主義の「変奏」;堀江貴一と張公権―挫折した自由貿易主義の理念;今井嘉幸と李大〓―アジア主義の同床異夢;朝河貫一と胡適―祖国の「民主」を求めて);第…(続く
大正デモクラシー期に日本で誕生した「知識人」=大正デモクラットたちは、国家の枠組みをこえた連携を志向し、中国をはじめ東アジアの知識人と豊かな思想的交流をかわしていた。日本の戦後民主主義にも大きな影響を与えた彼らの知的格闘を生き生きと描き出す力作。「公共知識人」の群像。
もくじ情報:第1部 大正デモクラットと中国(吉野作造と中国知識人―キリスト教をめぐる「連帯」と「離反」;福田徳三と中国知識人―「共感」と「反感」のはざまで;河上肇と中国知識人―マルクス主義の「変奏」;堀江貴一と張公権―挫折した自由貿易主義の理念;今井嘉幸と李大〓―アジア主義の同床異夢;朝河貫一と胡適―祖国の「民主」を求めて);第2部 大正デモクラットと戦後民主主義(小泉信三と戦後天皇制―君主をめぐる公と私;高橋誠一郎と戦後文化・教育行政―連続する「協同」理念)
著者プロフィール
武藤 秀太郎(ムトウ シュウタロウ)
新潟大学経済学部准教授。早稲田大学政治経済学部卒業。総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。学術博士。専門は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
武藤 秀太郎(ムトウ シュウタロウ)
新潟大学経済学部准教授。早稲田大学政治経済学部卒業。総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程修了。学術博士。専門は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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