内容紹介：学院《シードゥス》は、僕達の帰る場所。気高き寄宿学校ミステリ、完結！学園はミドルスピーチデーの準備で大忙し。《特別寮》寮長の早乙女からスピーチ原稿を預かった角崎だが、うっかり途中で紛失してしまう。獅子王・弓削・日辻たち１年生トリオは原稿の捜索に加わるが――。
憧れの寮長・早乙女からミドルスピーチデーの原稿を託され、昂る特別寮２年生の角崎。しかし実行委員へ原稿を届ける最中うっかり紛失してしまう。青寮１年生トリオも捜索に加わるが…？ほか「悪霊退治を手伝え」と生徒会長の吉沢と青寮長の瀬尾に呼ばれた獅子王。回廊北の墓地で謎の転倒事故が頻発しているらしく―。「自身を律し、広い心で他者を赦し、清廉潔白な紳士の振る舞いを」優雅な寄宿学校ミステリ、完結！

高里　椎奈(タカサト　シイナ)
茨城県出身。１９９９年『銀の檻を溶かして』で第１１回メフィスト賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）