いじめ防止対策推進法が施行後も自殺などの重大事態がつづく中で、被害者救済やいじめのない学校づくりはどうすれば可能になるのか？

重大事態が起こってしまうまで、誰も、何もできないのだろうか？気づきのために知っておきたいこと。
もくじ情報：第１部　いじめと子どもの生きる権利（学校における子どもの権利擁護の課題としての「ハラスメント」―いじめの重大事態のケースを中心に；娘を自死で失ったものとして）；第２部　調査を支援に生かすために（いじめをめぐる調査活動の役割と課題；第三者委員会の役割と被害者支援；調査委員会における福祉職の役割）；第３部　子どものいのちとくらしをまもるために（精神医学的視点から見た「いじめと自殺」；いじめ問題と修復的アプローチ―「学校ハラスメント」を乗り越えるには；いじめによる不登校児童生徒への支援とスクールソーシャルワーカー；養護教諭の取り組みから）