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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高山 羽根子(タカヤマ ハネコ)
1975年富山県生まれ。2010年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞。2015年短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補に。2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞大賞受賞。2019年「居た場所」で第160回芥川龍之介賞候補、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川龍之介賞候補。2020年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高山 羽根子(タカヤマ ハネコ)
1975年富山県生まれ。2010年「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞。2015年短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補に。2016年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞大賞受賞。2019年「居た場所」で第160回芥川龍之介賞候補、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川龍之介賞候補。2020年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
祖父の自死をきっかけに実家のある地元に帰った美術家の私。祖父が日本の植民地だった戦前の台湾に生まれ育った「湾生」と呼ばれる子どもだったことを知る。日本統治下の台湾について調べ、台湾人の知人梅さんに誘われるまま台湾を訪れる。梅さんに導かれ地方色豊かな当地の葬儀に参列し、日本とは全く違う台湾の風景、死生観、儀礼に触れていく。