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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高山 羽根子(タカヤマ ハネコ)
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。2010年「うどんキツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞しデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞、20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高山 羽根子(タカヤマ ハネコ)
1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。2010年「うどんキツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作を受賞しデビュー。16年「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞、20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
おばあちゃんは背中が一番美しかったこと、下校中知らないおじさんにお腹をなめられたこと、高校時代にニシダという話のつまらない男友だちがいたこと。小さな記憶を積み重ねて大人になった「私」は縁あって東京を記録する映像作家のイズミと知り合う。彼女がSNSにあげた映像の中、美しいピンクのワンピース姿でデモの先頭に立っていたのはあのニシダで―。表題作を含む4作を収録。