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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山口 裕之(ヤマグチ ヒロユキ)
1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。大阪市立大学助教授を経て、東京外国語大学教授。専門は、ドイツ文学・メディア理論・表象文化論・翻訳論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山口 裕之(ヤマグチ ヒロユキ)
1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。大阪市立大学助教授を経て、東京外国語大学教授。専門は、ドイツ文学・メディア理論・表象文化論・翻訳論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
新たなウイルスの出現によってテレワークが普及し、VR、AR、MR、さらにはメタバースととどまることなく進化する次世代の技術が話題にのぼる。これらはすべて「メディア」である。―だが、いったいメディアとは何か?それは私たちの役に立つ実用の道具か、あるいは、私たちを支配する日が近づいているのか?ベンヤミンの複製技術論に遡ってメディアの本質を問い、今日の技術の行く末を見晴るかす、碩学による原理の書。
もくじ情報:序章 現代のメディア世界と複製技術論;第1章 メディアの哲学のために;第2章 技術性と魔術性―メディア転換のなかの両極;第3章 メディアと知覚の変容;第4章 メディアの政治性;第5章 ハイパーテクストの彼方へ