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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井原 忠政(イハラ タダマサ)
2000年に脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄の名義で脚本家デビュー。主な作品に「鴨川ホルモー」など。16年、『銭が情けの新次郎―旗本金融道(一)』(経塚丸雄名義)で時代小説家デビューし、翌年に同作で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。20年、井原忠政名義で「三河雑兵心得」シリーズを刊行開始。『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろし部門第1位獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井原 忠政(イハラ タダマサ)
2000年に脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄の名義で脚本家デビュー。主な作品に「鴨川ホルモー」など。16年、『銭が情けの新次郎―旗本金融道(一)』(経塚丸雄名義)で時代小説家デビューし、翌年に同作で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞。20年、井原忠政名義で「三河雑兵心得」シリーズを刊行開始。『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろし部門第1位獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は天保十二年。丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房の希和とふたりの子どもと共に幸せに暮らして…(続く)
時は天保十二年。丹沢で熊獲り名人と呼ばれている玄蔵は、恋女房の希和とふたりの子どもと共に幸せに暮らしていた。そんなある日、御公儀徒目付の多羅尾と名乗る武士が突然玄蔵の元にやって来て、「お前、江戸に出て武家奉公をしてみないか」という。どうやら己の鉄砲の腕が欲しいらしい。とんでもないと断ろうとした玄蔵だが、「お前の女房は耶蘇なのか」と脅され、泣く泣く多羅尾と共に江戸へ…。孤立無援の玄蔵を待ち受けている苛酷な運命とは!?人気作家による、手に汗握る熱望の書き下ろし時代小説、新シリーズ。