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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井原 忠政(イハラ タダマサ)
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。2017年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得シリーズ」で『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井原 忠政(イハラ タダマサ)
2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。2017年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得シリーズ」で『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をとげてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに小谷城の小丸に籠っていた。長政には、三人の女子と二人の男児があった。信長は決して男児を許すまい。嫡男・万福丸を連れて落ち延びよ。長政の主命を受けた与一郎は、菊千代と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城を脱出する。目指すは…(続く)
姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をとげてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに小谷城の小丸に籠っていた。長政には、三人の女子と二人の男児があった。信長は決して男児を許すまい。嫡男・万福丸を連れて落ち延びよ。長政の主命を受けた与一郎は、菊千代と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城を脱出する。目指すは敦賀、供は元山賊の頭目・武原弁造ただ一人。75万部を突破したベストセラー「三河雑兵心得」シリーズの姉妹篇第1作、ついにスタート!