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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
柄谷 行人(カラタニ コウジン)
1941・8・6~。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 柄谷 行人(カラタニ コウジン)
1941・8・6~。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
知り合いに読んでもらうために書くのも、また誰かが読むという当てもなく書くのも嫌だった若者が選んだやりかた、東大新聞の懸賞論文の応募が出発点だった。群像新人文学賞当選作の「“意識”と“自然”―漱石試論」に前後して発表された初期論文七篇を収録。当時既に、「交換様式論」に近い発想が兆していたことを、本書は示す。『柄谷行人初期論文集』(後に『思想はいかに可能か』と改題・再刊される)の初文庫化。
もくじ情報:思想はいかに可能か;新しい哲学;『アレクサンドリア・カルテット』の弁証法;「アメリカの息子のノート」のノート;自然過程論;現代批評の陥穽―私性と個体性;サドの自然概念に関するノート