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出版社名:講談社
出版年月:2023年9月
ISBN:978-4-06-532944-3
263P 16cm
柄谷行人の初期思想/講談社文芸文庫 かB21
柄谷行人/〔著〕
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:2022年に「哲学のノーベル賞」と呼ばれるバーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞した柄谷行人が、1969年の群像新人文学賞評論部門当選作「〈意識〉と〈自然〉--漱石試論」以前に書いた「思想はいかに可能か」(東大新聞五月祭賞佳作)「新しい哲学」(同)や、群像新人賞当選作を読んだ「ユリイカ」編集長三浦雅士の依頼によって書かれた「サドの自然概念に関するノート」など、1966年から72年にかけて発表された7編からなる初期論文集。著者によれば「遠い過去でありすぎ」また「幼稚な考え方や言葉使いが多くて閉口」しつつも「近年において自分が考えていることに近いところが少なからずあって、驚き…(続く
内容紹介:2022年に「哲学のノーベル賞」と呼ばれるバーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞した柄谷行人が、1969年の群像新人文学賞評論部門当選作「〈意識〉と〈自然〉--漱石試論」以前に書いた「思想はいかに可能か」(東大新聞五月祭賞佳作)「新しい哲学」(同)や、群像新人賞当選作を読んだ「ユリイカ」編集長三浦雅士の依頼によって書かれた「サドの自然概念に関するノート」など、1966年から72年にかけて発表された7編からなる初期論文集。著者によれば「遠い過去でありすぎ」また「幼稚な考え方や言葉使いが多くて閉口」しつつも「近年において自分が考えていることに近いところが少なからずあって、驚きもした」テクストである。すでに思想家柄谷行人の思考の基本的構造が現れていたという意味において、本書を味読することは、最新刊『力と交換様式』読解にも役立つであろう。
知り合いに読んでもらうために書くのも、また誰かが読むという当てもなく書くのも嫌だった若者が選んだやりかた、東大新聞の懸賞論文の応募が出発点だった。群像新人文学賞当選作の「“意識”と“自然”―漱石試論」に前後して発表された初期論文七篇を収録。当時既に、「交換様式論」に近い発想が兆していたことを、本書は示す。『柄谷行人初期論文集』(後に『思想はいかに可能か』と改題・再刊される)の初文庫化。
もくじ情報:思想はいかに可能か;新しい哲学;『アレクサンドリア・カルテット』の弁証法;「アメリカの息子のノート」のノート;自然過程論;現代批評の陥穽―私性と個体性;サドの自然概念に関するノート
著者プロフィール
柄谷 行人(カラタニ コウジン)
1941・8・6~。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
柄谷 行人(カラタニ コウジン)
1941・8・6~。批評家、思想家。兵庫県生まれ。1965年、東京大学経済学部卒業。67年、東京大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授などを歴任。また批評誌「季刊思潮」「批評空間」を創刊。『マルクスその可能性の中心』(亀井勝一郎賞)など著書多数。2022年、バーグルエン哲学・文化賞をアジア人として初めて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)