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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
米原 謙(ヨネハラ ケン)
1948年、徳島県に生まれる。1984~85年、フランス政府給費留学生としてパリ第四大学に留学。大阪大学大学院国際公共政策研究科教授を2013年定年退職後、台湾政治大学客座教授、中国人民大学講座教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 米原 謙(ヨネハラ ケン)
1948年、徳島県に生まれる。1984~85年、フランス政府給費留学生としてパリ第四大学に留学。大阪大学大学院国際公共政策研究科教授を2013年定年退職後、台湾政治大学客座教授、中国人民大学講座教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
幕末長州で松下村塾を開き、明治の指導者を多数輩出した吉田松陰。偉人として顕彰される陰で、その負の側面は看過されてきた。思想形成や言動を冷静に捉えて歴史のなかに位置づけ、安政の大獄で刑死するまでを描く。
もくじ情報:松陰はどのように論じられてきたか―プロローグ;少年時代(短…(続く)
幕末長州で松下村塾を開き、明治の指導者を多数輩出した吉田松陰。偉人として顕彰される陰で、その負の側面は看過されてきた。思想形成や言動を冷静に捉えて歴史のなかに位置づけ、安政の大獄で刑死するまでを描く。
もくじ情報:松陰はどのように論じられてきたか―プロローグ;少年時代(短い生涯;父・杉百合之助;叔父・玉木文之進;兵学修行;山鹿流兵学者・松陰);遊学(新米の兵学師範として;平戸に遊学;江戸に遊学;亡命;東北へ旅立つ;水戸学との出会い);ペリー来航(萩から再び江戸へ;ペリー艦隊来る;密航を企図して長崎へ;ペリー再来と密航失敗;伝馬町牢へ);幽囚のひと(野山獄で;貿易をめぐって―攘夷と開国;杉家の幽室で;ハリスの来日;月性と黙霖;『講孟余話』;山県太華との論争);急旋回―尊王攘夷から刑死へ(通商条約調印;松下村塾の政治セクト化;「草莽の臣藤原矩方」;再び獄窓から;武士道精神;死出の旅);死して不朽の見込あらばいつでも死ぬべし―エピローグ