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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
村木 嵐(ムラキ ラン)
1967年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、後に司馬夫人である福田みどり氏の個人秘書を務める。2010年、『マルガリータ』で第十七回松本清張賞受賞。『まいまいつぶろ』で第十三回本屋が選ぶ時代小説大賞、第十二回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村木 嵐(ムラキ ラン)
1967年、京都市生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、後に司馬夫人である福田みどり氏の個人秘書を務める。2010年、『マルガリータ』で第十七回松本清張賞受賞。『まいまいつぶろ』で第十三回本屋が選ぶ時代小説大賞、第十二回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
麻痺を抱え、廃嫡も噂されていた九代将軍・徳川家重と、彼の言葉を唯一聞き取ることができた側近の忠光。二人の固い絆を描き、日本中を感涙の渦に巻き込んだ『まいまいつぶろ』から一年。徳川吉宗の母・浄円院の口から出た孫・家重廃嫡の真意とは。老中首座を追われた松平乗邑が向かった先は。家治が父・家重の言葉を聞き取れなくなった理由。折り紙一枚も受け取るなと厳命された忠光の妻・志乃の胸の内。そして、全てを見てきた隠密、万里が最後に会いに行った人物とは…。