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出版社名:彩流社
出版年月:2022年7月
ISBN:978-4-7791-2825-7
329P 22cm
日独伊三国同盟の虚構 幻の軍事経済同盟
手塚和彰/著
組合員価格 税込 3,564
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内容紹介・もくじなど
日独それぞれが短絡的な都合のもとに勝手な解釈を繰り返し、実質を伴わないまま成立した軍事・経済相互援助同盟はまったく無駄で、効果がなかった。ヒトラーの意を受けたリッベントロップに誘導された日本の指導者。その同盟を成立させたのは陸軍や一部外交官の独走、それに同調する軍人・官僚・政治家の無責任体制、意思疎通の不足、情報不足と情報の誤り、客観的な情勢判断の欠如から決定的な判断を誤り、戦争に導いたのは政治指導者たちなのだ。これまでの三国同盟に関する研究は、日本の史料に基づくものが多かったが、本書はドイツの公開された最新の資料を取り込んで、まったくの「幻の同盟」であった実態を明らかにするとともに、現代の情…(続く
日独それぞれが短絡的な都合のもとに勝手な解釈を繰り返し、実質を伴わないまま成立した軍事・経済相互援助同盟はまったく無駄で、効果がなかった。ヒトラーの意を受けたリッベントロップに誘導された日本の指導者。その同盟を成立させたのは陸軍や一部外交官の独走、それに同調する軍人・官僚・政治家の無責任体制、意思疎通の不足、情報不足と情報の誤り、客観的な情勢判断の欠如から決定的な判断を誤り、戦争に導いたのは政治指導者たちなのだ。これまでの三国同盟に関する研究は、日本の史料に基づくものが多かったが、本書はドイツの公開された最新の資料を取り込んで、まったくの「幻の同盟」であった実態を明らかにするとともに、現代の情報化時代における外交問題に示唆を与える好著。
もくじ情報:第1章 ナチスドイツの登場;第2章 日独の接近と日独防共協定;第3章 親英米派と親独派;第4章 ナチスドイツの対日工作;第5章 防共協定の強化;第6章 日独関係の背景―日本側の事情;第7章 反ソから軍事・経済同盟へ;第8章 独ソ関係の実像と日本の対応;第9章 太平洋戦争への道;第10章 日独連携の真実(幻の軍事・経済同盟)
著者プロフィール
手塚 和彰(テズカ カズアキ)
1941年長野県生まれ。東京大学法学部卒。東京大学助手、千葉大学教授(法経学部、大学院専門法務研究科)、青山学院大学法学部教授などを経て、国際交流基金ドイツケルン文化会館長(2011~13年)を務める。現在、弁護士(尚友法律事務所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
手塚 和彰(テズカ カズアキ)
1941年長野県生まれ。東京大学法学部卒。東京大学助手、千葉大学教授(法経学部、大学院専門法務研究科)、青山学院大学法学部教授などを経て、国際交流基金ドイツケルン文化会館長(2011~13年)を務める。現在、弁護士(尚友法律事務所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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