「教科化されて不安」「授業がうまくいかない」「自信がない」…道徳授業に不安や悩みをもっている先生へ、本書を読めば少しでも気が楽になるはず。原理、授業の進め方、教科書の扱い、評価方法等、５０のＱＡで分かりやすく解説。道徳の最初の１冊としてぜひオススメ！

道徳とは何か。道徳教育とは何か。道徳授業をどう進めるか。５０のＱ＆Ａでストンとわかる！
もくじ情報：１　道徳教育と教育課程（道徳はなぜ「特別の教科」になったのですか。；道徳性は日常生活のなかで養われるのではないですか。道徳科の授業には意味があるのでしょうか。　ほか）；２　道徳教育と学習指導要領（道徳教育・道徳科の目標はどのようなものですか。；道徳性とはどのようなものですか。　ほか）；３　道徳科の授業づくり（主題設定の理由とはどのようなものですか。；学習指導過程はどのように組み立てるといいですか。　ほか）；４　道徳教育の評価（完璧でない先生が子どもたちの道徳性を客観的に評価できるのですか。；道徳科の評価はどのようにすればいいのですか。　ほか）；５　道徳教育の原理（道徳教育はきれいごとにすぎないのではないですか。；道徳教育というと大人の言うことに従わせる堅苦しいイメージがあるのですが。　ほか）

野平　慎二(ノビラ　シンジ)
愛知教育大学教育学部教育科学系教授。１９６４年広島生まれ。広島大学、リューネブルク大学（ドイツ）にて教育哲学、教育思想史を学ぶ。琉球大学、富山大学での勤務を経て現職。専門は教育哲学、道徳教育。著書、訳書ほか多数