ダイナミックで、優美。素材の持つ生命力とおいしさをそのまま閉じこめたような料理で、無二の存在感を放つ料理家・細川亜衣。今年１月からは雑誌「フィガロジャポン」でエッセイ「細川亜衣の、旅と料理」の連載もはじまり、その文章にも支持が集まっています。熊本に暮らし、日々新鮮な旬の食材と向き合う料理家がおくる、家庭料理の新たなスタンダード。５０種を超える果物とナッツの、極上の味わいがここに。

果実のほのかな甘さと酸味、ナッツの歯ざわりとコク。幸福と感激にみちた果物料理を、ふだんの食卓に。果物とナッツの料理６３皿。
もくじ情報：黄色い柑橘のサラダと牡蛎とふきのとう揚げ（柑橘）；いちごのリゾット（いちご）；あさりとアーモンドのスープ（アーモンド）；ヘーゼルナッツのパンフリット（ヘーゼルナッツ）；キウイと緑の野菜のサルモリッリオ（キウイ）；松の実と生ハムの上海風（松の実）；鶏だんごとはまぐりの塩レモン煮（レモン）；ナッツ御前；揚げじゃがいももち、ココナッツがけ（ココナッツ）；たことケッパーベリーのサラダ（ケッパーベリー）〔ほか〕

細川　亜衣(ホソカワ　アイ)
料理家。住まいのある熊本ｔａｉｓｈｏｊｉにて料理教室や衣食住にまつわるイベントを主宰。日本や海外の各地でも料理教室や料理会を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）