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出版社名:日経BP社
出版年月:2013年9月
ISBN:978-4-8222-4966-3
266P 20cm
歴史主義の貧困/NIKKEI BP CLASSICS
カール・ポパー/著 岩坂彰/訳
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内容紹介・もくじなど
内容紹介:


ポパーは本書で、歴史は理念で動くと主張したドイツ観念論哲学のヘーゲル、人類の歴史は階級対立で動き、生産力と生産関係の矛盾によって資本主義から社会主義へと向かうのは必然としたカール・マルクスらの「歴史法則主義」、歴史主義(ヒストリシズム)を厳しく批判した。
 歴史主義は19世紀、20世紀にかけて多くの人に影響を与えた思想・イデオロギーであり、マルクス主義はソ連をはじめとする社会主義国を生むイデオロギーとなった。ポパーは、こうした歴史の見方は間違いであり、論理的に成り立たないことを本書で「論証」する。

解説は学生時代からポパーに親しみ、ポパーの翻訳も手がけている黒田東彦・日本銀行…(続く
内容紹介:


ポパーは本書で、歴史は理念で動くと主張したドイツ観念論哲学のヘーゲル、人類の歴史は階級対立で動き、生産力と生産関係の矛盾によって資本主義から社会主義へと向かうのは必然としたカール・マルクスらの「歴史法則主義」、歴史主義(ヒストリシズム)を厳しく批判した。
 歴史主義は19世紀、20世紀にかけて多くの人に影響を与えた思想・イデオロギーであり、マルクス主義はソ連をはじめとする社会主義国を生むイデオロギーとなった。ポパーは、こうした歴史の見方は間違いであり、論理的に成り立たないことを本書で「論証」する。

解説は学生時代からポパーに親しみ、ポパーの翻訳も手がけている黒田東彦・日本銀行総裁が執筆した。
「歴史的運命への信仰は迷信であり、歴史の行く末は予測できない」。全体主義批判で知られる哲学者による「歴史法則主義」批判。
もくじ情報:第1章 歴史主義の反自然主義的な見解(一般化;実験 ほか);第2章 歴史主義の親自然主義的な見解(天文学との比較:長期予測と大規模予測;基礎づけとしての観察 ほか);第3章 反自然主義的な見解への批判(この批判の実践的目的;社会学への技術的アプローチ ほか);第4章 親自然主義的な見解への批判(進化の法則は存在するか:法則とトレンド;還元の方法、因果的説明、予測と予言 ほか)
著者プロフィール
ポパー,カール(ポパー,カール)
1902~1994。オーストリア出身の哲学者。英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で教鞭を執った二〇世紀を代表する科学哲学者の一人。社会哲学、政治哲学でも功績を残した。反証可能性を科学的言説の必要条件であると提唱。共産主義など全体主義を鋭く批判した。1937年、ナチスから逃れてニュージーランドに移住。戦後、英国に移った
ポパー,カール(ポパー,カール)
1902~1994。オーストリア出身の哲学者。英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で教鞭を執った二〇世紀を代表する科学哲学者の一人。社会哲学、政治哲学でも功績を残した。反証可能性を科学的言説の必要条件であると提唱。共産主義など全体主義を鋭く批判した。1937年、ナチスから逃れてニュージーランドに移住。戦後、英国に移った

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