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出版社名:インスクリプト
出版年月:2017年1月
ISBN:978-4-900997-44-8
655P 22cm
ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション 2/地球から月へ 月を回って 上も下もなく
ジュール・ヴェルヌ/〔著〕 石橋正孝/訳・解説
組合員価格 税込 5,742
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19世紀のフランスは、三つの偉大な小説連作を生み出した──バルザックの〈人間喜劇〉、ゾラの〈ルーゴン=マッカール叢書〉、そして、ジュール・ヴェルヌの〈驚異の旅〉。このうち、最も紹介が遅れているのがほかならぬ〈驚異の旅〉である。『海底二万里』『地底旅行』『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』だけがヴェルヌではない。インド、アメリカ、東欧、北極はもちろん、太陽系をも股にかけて駆けめぐるヴェルヌ的想像力、その知られざる多彩な側面を、同時代の世相や歴史的大事件に取材したアクチュアルな冒険譚から、近未来SF、ホフマン流幻想譚まで、初期作品から死後刊行の遺作まで、本シリーズは、本格的紹介が待たれた〈驚異の…(続く
19世紀のフランスは、三つの偉大な小説連作を生み出した──バルザックの〈人間喜劇〉、ゾラの〈ルーゴン=マッカール叢書〉、そして、ジュール・ヴェルヌの〈驚異の旅〉。このうち、最も紹介が遅れているのがほかならぬ〈驚異の旅〉である。『海底二万里』『地底旅行』『八十日間世界一周』『十五少年漂流記』だけがヴェルヌではない。インド、アメリカ、東欧、北極はもちろん、太陽系をも股にかけて駆けめぐるヴェルヌ的想像力、その知られざる多彩な側面を、同時代の世相や歴史的大事件に取材したアクチュアルな冒険譚から、近未来SF、ホフマン流幻想譚まで、初期作品から死後刊行の遺作まで、本シリーズは、本格的紹介が待たれた〈驚異の旅〉小説群から、選りすぐりの傑作をコレクション、全五巻に分けて刊行する。ほとんどが本邦初訳、最良の訳者による完訳と最新の解説、訳註、エッツェル書店刊行時の挿画を全収録した愛読愛蔵版である。
内容紹介・もくじなど
文学賞情報:2018年23回日仏翻訳文学賞受賞
月面に向けて打ち上げられた砲弾列車。巨大な大砲に取り憑かれた愛すべき紳士たちが活躍するガン・クラブ三部作、世界初訳の補遺、挿画128葉を収録した完訳版!
文学賞情報:2018年23回日仏翻訳文学賞受賞
月面に向けて打ち上げられた砲弾列車。巨大な大砲に取り憑かれた愛すべき紳士たちが活躍するガン・クラブ三部作、世界初訳の補遺、挿画128葉を収録した完訳版!
著者プロフィール
ヴェルヌ,ジュール(ヴェルヌ,ジュール)
1828年、フランス北西部の都市ナントに生まれる。二十歳でパリ上京後、代訴人だった父の跡を継ぐことを拒否し、オペレッタの台本やシャンソンを執筆する。1862年、出版者ピエール=ジュール・エッツェルと出会い、その示唆を得て書いた『気球に乗って五週間』で小説家デビューを果たす。以後、地理学をベースにした冒険小説を次々に発表。1905年没
ヴェルヌ,ジュール(ヴェルヌ,ジュール)
1828年、フランス北西部の都市ナントに生まれる。二十歳でパリ上京後、代訴人だった父の跡を継ぐことを拒否し、オペレッタの台本やシャンソンを執筆する。1862年、出版者ピエール=ジュール・エッツェルと出会い、その示唆を得て書いた『気球に乗って五週間』で小説家デビューを果たす。以後、地理学をベースにした冒険小説を次々に発表。1905年没

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