内容紹介：日本のなかでも長寿地域として注目される京丹後市。この「京丹後長寿コホート研究」によるビッグデータをもとに、長生きしている人たちが食べているもの、食べていないものを分析したのが腸内細菌と食の研究で著名な内藤裕二先生（京都府立医科大学教授）。腸が喜ぶ食事とは何なのか？　誰もが毎日の食事でとり入れやすい健康長寿のための腸寿食を２週間のプログラムにして紹介。エビデンスと実践の両面からアプローチした一冊。
１００歳以上の「百寿者」が多く暮らす京都の丹後地域。健康長寿の秘訣を科学的に解き明かす「京丹後長寿コホート研究」でわかってきたことを「１００歳腸寿食」として紹介します。
もくじ情報：序章　健康長寿の秘訣を科学的に解き明かす！京丹後長寿コホート研究とは？（医師、腸内細菌研究のエキスパート　Ｄｒ．内藤の腸寿習慣）；第１章　あふれる健康情報に惑わされない！Ｄｒ．内藤のエビデンスにもとづく健康長寿○×クイズ（日本人の平均寿命は世界１位だから健康で長生きできる　○か×か？；動物性たんぱく質の肉を食べていればフレイルで筋肉が落ちてしまうのを防げる　○か×か？　ほか）；第２章　脳、筋肉、骨、肌、血管…腸から全身を若返らせて健康長寿に！腸寿食２週間プログラム（腸寿食１週目　目標　豆たんプラス；腸寿食２週目　目標　朝センイ）；第３章　“胃腸の働きの虚弱化”に気づいて入り口から老化・病気を防ぐ！「ガットフレイル」対策で体も心も健やかなシニア人生に！（ガットフレイル対策　実践ポイント）

内藤　裕二(ナイトウ　ユウジ)
京都府立医科大学大学院医学研究科生体免疫栄養学講座教授。京都府立医科大学卒業。長年、消化器の医師として臨床の現場に立ち、さらに研究者として腸内フローラと食事、生活習慣病などの病気、アンチエイジング（抗加齢）の関連などについて最先端の研究を行っている。講演やメディア出演でも活躍。専門は、消化器病学、消化器内視鏡学、抗加齢医学、腸内細菌叢。２０２４年、福井県小浜市主催の第２３回『杉田玄白賞』を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）