研究授業、校内研修、授業改善など、学校の学力向上に関する取組の中枢を担う研究主任。その仕事量は膨大で、研究内容に精通するだけでなく、段取り、根回しなど裏方的スキルも必須。本書はそんな研究主任の仕事の表も裏も明らかにした、超実践的スタートガイドです。

研究テーマを決める３つのステップ、４月の部会主任会でやるべき３つのこと、授業研究会を充実させるための３つのポイント、「テーマ設定の理由」に入れるべき３つの要素、読んでもらえる研究通信にするための４つのポイント…など。研究授業をする部会の主任（０年目）、全校研究主任（１年目）がやるべきこと押さえておくべきことを完全解説。
もくじ情報：第１部　研究授業をする部会の主任になったら（部会の先生全員に活躍してもらうために；授業者に気持ちよく授業をしてもらうために；研究をみんなの力でつくり上げるために；最高の研究授業にするために）；第２部　全校の研究主任になったら（全校の先生と授業研究をつなげるために；研究通信で全校の授業力をアップするために；参加しがいのある研修会、部会にするために；学びの価値をもう一段高めるために）

小林　康宏(コバヤシ　ヤスヒロ)
長野県生まれ。横浜国立大学大学院修了後、長野県内の公立小中学校に勤務し、現在、和歌山信愛大学教授。日本国語教育学会会員。全国大学国語教育学会会員。夢の国語授業研究会幹事。東京書籍小学校国語教科書「新しい国語」編集委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）